森羅万象
南砺市と小松市には、古くから自然に対する信仰文化が根付いており、それに由来するものとして「土徳」や「自然智(じねんち)」という言葉が残っています。両市の産業であり、国の伝統的工芸品に指定されている「井波彫刻」と「九谷焼」は、どちらも木や石といった自然からの恵みを職人の技で美しく仕上げるものであり、自然とともに暮らし、受け継がれてきた工芸です。
※土徳:厳しい自然環境の中で、豊かな自然の恵みやともに暮らす人々に感謝しながら、支え合って暮らしていくことで、その土地ではぐくまれた品格のこと。
※自然智(じねんち):白山信仰に由来するもので、自然の岩・山・洞窟などをご本尊とし、自然に祈りをささげることで、そこから得られる知恵を求めること。
また、九谷焼と井波彫刻は、ともに日本遺産を構成する重要な文化遺産として位置づけられています。
このようなつながりから、両市の伝統的工芸品である井波彫刻と九谷焼をテーマに万博へ出展することとなりました。新たな伝統工芸の魅力を創出し、井波彫刻・九谷焼を世界に発信することで、産業としての発展や後継者の発掘等、素晴らしい伝統工芸を後世に受け継いでいくため、伝統工芸のコラボレーションという新しい試みを行います。

























