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Exhibition

開催終了の展示

九谷セラミック・ラボラトリー 開館一周年記念展「九谷の白 – かたち」

2020年6月1日(月)〜8月31日(月)

私たちの知る九谷焼は、完成まで大きく3つの工程があります。
一つが粘土製造、もう一つが素地づくり、そして最後に上絵付です。
 
色とりどりの上絵で知られる九谷焼も、元は真っ白のものばかり。
それらを直向きに作り続けることが、産地の窯元の役目です。
 
普段は明かされることのなかった
”縁の下の力持ち”の手仕事の数々を、どうぞご高覧ください。
 
 
日時|2020年6月1日(月)〜8月31日(月)
時間|10:00-17:00(最終入館は16:30まで)
会場|九谷セラミック・ラボラトリー(CERABO KUTANI)
住所|〒923-0832 石川県小松市若杉町ア91
 
入館料|一般 300円、学生(高校生以下)150円
 
主催|九谷セラミック・ラボラトリー
 
 
寿峰窯(宮吉製陶)
創業1972年(昭和47年)、「素地制作」を行う製陶所です。九谷焼の食器や花器、骨壺まで多様な形状の九谷焼素地を製造・販売。近年では飲料メーカーの容器制作など、さらに活動の場を広げています。
 
 
長山窯(三田製陶所)
弊社は、機械成型や鋳込み成型により、九谷焼の量産品の素地をメインに製造販売しています。製品としては、飯碗、湯呑み、マグカップ、皿、ポットなどといった食器類や、骨壷や花器などといった仏具品があります。
 
 
五十吉窯(五十吉深香陶窯)
素地作り・加飾ともに様々な技法を得意とする工房。大正初期、石川県小松市に初代・浅蔵磯吉が素地作りの工房を開く。現在の三代五十吉(與成)は先代から受け継ぐ表現の幅をさらに広げ、心に残る作品作りに取り組んでいる。
 
 
八弘窯(木田製陶所)
九谷焼の置物産地の八幡エリアにて、干支、獅子等の縁起物や香炉等の蓋物など精微を極めた造形技術を代々継承する。全て手作りにこだわり原形製作から素地までを一貫して生産しております。
 
 
旭山窯(東製陶所)
現在5代目の築窯100年を越える窯元です。従来は、主にろくろを用いた九谷焼素地の成型~焼成までの、「素地作り」と呼ばれる制作を担っていましたが、現在では絵付を施したオリジナル商品にも力を入れています。
 
 
陶三窯(宮創製陶所)
1914年(大正3年)に創業した窯元で、百年以上にわたり日々置物の生産を続けています。現在の主力商品は、招き猫やふくろうなど縁起物。近年ではキャラクター商品の素地など需要に応えた多種多様な素地を生産しています。
 
 
東風窯(アズマ製陶所)
東風窯の製品は、一つ一つ、ろくろを使った手づくりの器で、一品一品職人が心をこめて、高品質で上品な器づくりを一番大切に日々造りつづけております。
 
 
乾甌窯(宮本直樹・宮本知己)
古九谷より350年余。若杉窯より200年にわたって、わたしたちの風土の中で受け継がれ育まれて来た九谷陶磁彫刻の歴史の流れをふまえ、手によって造り出される作品がもつ「暖かくて潤いのあるやきもの」をと念じつつ創っております。
 
 
万象窯(下道万象窯)
陶社は、ロクロ成型を主体に、鋳込み成型をモットーにしています。
 
 
岑明窯(高山製陶所)
三代続くロクロ職人の窯元です。手作りの良さをわかっていただけるように努力しております。和食器、洋食器、香炉、香合、ボンボニエール、飾り皿、食籠など、様々なものをご要望に応じて成形しております。
 
 
陶庄窯(伴製陶所)
昭和初期に創業した窯元で、四代に渡って九谷焼の素地生産を続けています。初代・作次郎、二代目・市助の時代からろくろ成形を得意としており、主に実用的な食器類を製造。四代目・征二が九谷焼成形部門にて伝統工芸士となりました。