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Exhibition

開催終了の展示

KUTANI SCAPEs -九谷の視界-

2020年2月21日(金)〜4月28日(火)

CERABO KUTANIでは企画展
「KUTANI SCAPEs -九谷の視界-」を開催します。
 
九谷焼から広がる世界には様々な”視界”が存在します。
 
淡く繊細でありながらも濃淡のある染付表現。
自然の土を素材に人間本来の生命や細胞を描く色絵観。
 
象嵌と呼ばれる繊細かつ独特な技法と洗練された色合い。
物語性のある人物や妖怪をモチーフにつくられる造形。
模様の組み合わせにより描かれる幻想的な世界。
 
一つ一つの作品から広がる、
多種多様な5つの”視界”をぜひご高覧ください。
 
 
日時|2020年2月21日(金)〜4月28日(火)
時間|10:00-17:00(最終入館は16:30まで)
会場|九谷セラミック・ラボラトリー(CERABO KUTANI)
住所|〒923-0832 石川県小松市若杉町 ア91
 
入館料|一般 300円、学生(高校生以下)150円
主催|九谷セラミック・ラボラトリー


木戸優紀子 / Yukiko Kido
学生時代にヨーロッパを訪れた際、歴史的な街並に心を打たれ、伝統に関わる仕事を志す。2005年~2008年「妙泉陶房」山本長左先生(宮内庁御用達九谷焼作家)に師事し、染付の技法を学ぶ。2019年3月伝統工芸士(加飾部門) 認定。現在、線の密度により染付の濃淡を表現する『優細描』という技法を確立し、染付を中心に、伝統を重んじながらも発展的な制作に励んでいる。
 
 
今西泰赳 / Hirotake Imanishi
1984年奈良県生まれ。大学ではミトコンドリアを中心とした生命現象(ガンや免疫作用機序)について研究し、博士号取得。その後、陶芸作家に転身。滋賀県信楽で陶芸の基礎技術を学び、九谷焼技術研修所で九谷焼の技法を学ぶ。研究生活の中で感じた生命現象を主題に作品制作を行う。現在金沢にて制作中。
 
 
中田雅巳 / Masaru Nakada
1977年石川県能美郡川北町生まれ。高校卒業後、九谷焼技術研修所にて九谷焼の基礎を学ぶ。卒業後は窯元で約3年勤務、その後退職と同時に陶芸から離れる。2年後、陶芸教室(グリーンアーツ陶芸教室)のスタッフとしての誘いを受け再び陶芸の道へ、現在は川北町を拠点に作品を制作し国内外で発表している。
 
 
船木大輔 / Daisuke Funaki
1997年石川県金沢市生まれ。父方の祖父、父の弟が輪島塗職人を、母方の祖母の弟が加賀友禅作家をしており、身近に伝統工芸は感じる環境ではあった。それに加えて母に子供の頃より、県立美術館によく連れて行かれた記憶が影響してか、高校受験の頃から九谷焼をすると心に決めて、現在に至る。2009年より能美市に移り住み作陶。
 
 
早助千晴 / Chiharu Hayasuke
兵庫県西宮市出身。大学では神学を学び、聖書におけるワインの役割を研究。卒業後はワイン専門商社に勤務し、ワインエキスパートの資格を取得。退社後京都で陶芸を学び、2018年より石川県に移転し、中村陶志人先生に師事。現在は能美市にて制作活動を行っている。