fbpx

Exhibition

開催終了の展示

「九九谷展」〜産地、小松より掛け算する九谷焼〜

2020年9月4日(金)〜9月29日(火)

 
九谷焼の上絵文化とストリートカルチャーが融合した
企画展「九九谷展」をおよそ1ヶ月のあいだ開催いたします。
 
 
江戸前期に生まれながらも脈々と継承されてきた“古九谷”をモチーフとし、
九谷焼ならではの上絵文化とストリートカルチャーが融合した、
新しいカタチの九谷焼に触れていただける内容となっております。
 
歴史ある九谷焼を軸に、様々な旬のモノと掛け算することで、
過去から脈々と繋がっている九谷焼の「歴史」と「ロマン」を
感じられるような構成となっております。

産地、小松より掛け算する九谷焼の数々を、ぜひご高覧ください。

 
 
日時|2020年9月4日(金)〜9月29日(火)
時間|10:00-17:00(最終入館は16:30まで)
会場|九谷セラミック・ラボラトリー(CERABO KUTANI)
住所|〒923-0832 石川県小松市若杉町ア91
 
入館料|一般 300円、学生(高校生以下)150円
 
 
【九九谷 参加アーティストプロフィール】 
 

宇喜多窯 浮田健剛
1995年(平成7年)に「宇喜多窯」として創業、活動25年目の窯元です。九谷焼の食器、美術工芸品などの素地づくりから絵付けまでを一貫して制作。得意とするのは花鳥風月や音楽に関する絵付けで、特にジャズパフォーマンスや楽器をモチーフにした作品を多数制作しています。また、工房にはギャラリーを併設しており、作品の展示・販売とあわせ喫茶スペースにてコーヒーやジュースなどもご用意しています。

五十吉深香陶窯 浅蔵宏昭・浅蔵一華
素地作り・加飾ともに様々な技法を得意とする工房。大正初期、石川県小松市に初代・浅蔵磯吉が素地作りの工房を開く。二代・五十吉(与作)が「浅蔵カラー」と呼ばれる色彩表現を確立。また、成形のしやすい花坂陶石の特性を生かし、素地に模様を彫り込むなど独特の世界観も構築。現在の三代五十吉(與成)は先代から受け継ぐ表現の幅をさらに広げ、現代のライフスタイルの中で心に残る作品作りに取り組んでいる。

織窯 南 幸
1979年、奈良県生まれ。大阪芸術大学及び大学院にて、染織の制作、研究を経て、2019(令和元)年に創業した絵付け窯元です。色彩の掛け合わせと、そのグラデーションによる表現を小紋の中に展開した表現方法をメインとした創作をしております。作品の原点は、染織にあります。スーッと色彩が抜けていく、あの瑞々しい表現と、丹精を込めて織りなす手仕事の美しさを取り入れようと、そのルーツから「織窯」という名前を付けました。

絵僧(ESOW
1972年、東京生まれ。13歳でスケートボードに乗り出し、17歳で渡米、グラフィティに出会い自らのルーツでもある江戸の粋に影響を受けた独自のスタイルを生み出す。浅草を拠点に国内はもとよりアメリカ、ヨーロッパ、アジアなどでも作品を発表し長年注目を集め続けている。表現の媒体は紙、壁、材木、立体など、幅広く柔軟。また、様々なブランドや企業への作品提供等その活躍は多岐にわたる。日本のスケートカルチャーにおけるパイオニア集団「T19」の創立時からのメンバーでもあり、日本のグラフィティ史にその功績を刻んだ「大図実験」の一員でもある。