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Exhibition

開催終了の展示

干支展-どうして猫はいないの?-

2020年10月2日(金)〜1月12日(火)

九谷焼の歴史の中で、古くから伝わる「干支」と九谷焼はとても密接な関係にあります。九谷焼は贈答品として用いられることも多く、縁起物である「干支」が描かれたものは、脈々と続く歴史のなかで様々なカタチで生まれてきました。

今回は「干支」をテーマに、お子様でも楽しめる展示をお送りします。2020年の中秋からお正月にかけて、どうぞご高覧ください。

日時 |2020年10月2日(金)〜1月12日(火)
時間 |10:00-17:00(最終入館は16:30まで)
会場 |九谷セラミック・ラボラトリー
住所 |〒923-0832 石川県小松市若杉町ア91
入館料|一般 300円、学生(高校生以下)150円
休館日|水曜日・年末年始
主催 |九谷セラミック・ラボラトリー
共催 |小松市立登窯展示館
協力 |小松九谷工業協同組合

【干支展 参加窯元プロフィール】

寿峰窯 宮吉製陶
創業1972年(昭和47年)、「素地制作」を行う製陶所です。九谷焼の食器や花器、骨壺まで多様な形状の九谷焼素地を製造・販売。近年では飲料メーカーの容器制作など、さらに活動の場を広げています。

長山窯 三田製陶所
弊社は、機械成型や鋳込み成型により、九谷焼の量産品の素地をメインに製造販売しています。製品としては、飯碗、湯呑み、マグカップ、皿、ポットなどといった食器類や、骨壷や花器などといった仏具品があります。

五十吉窯 五十吉深香陶窯
素地作り・加飾ともに様々な技法を得意とする工房。大正初期、石川県小松市に初代・浅蔵磯吉が素地作りの工房を開く。現在の三代五十吉(與成)は先代から受け継ぐ表現の幅をさらに広げ、心に残る作品作りに取り組んでいる。

八弘窯 木田製陶所
九谷焼の置物産地の八幡エリアにて、干支、獅子等の縁起物や香炉等の蓋物など精微を極めた造形技術を代々継承する。全て手作りにこだわり原形製作から素地までを一貫して生産しております。

旭山窯 東製陶所
現在5代目の築窯100年を越える窯元です。従来は、主にろくろを用いた九谷焼素地の成型~焼成までの、「素地作り」と呼ばれる制作を担っていましたが、現在では絵付を施したオリジナル商品にも力を入れています。

陶三窯 宮創製陶所
1914年(大正3年)に創業した窯元で、百年以上にわたり日々置物の生産を続けています。現在の主力商品は、招き猫やふくろうなど縁起物。近年ではキャラクター商品の素地など需要に応えた多種多様な素地を生産しています。

東風窯 アズマ製陶所
東風窯の製品は、一つ一つ、ろくろを使った手づくりの器で、一品一品職人が心をこめて、高品質で上品な器づくりを一番大切に日々造りつづけております。

乾甌窯 宮本直樹・宮本知己
古九谷より350年余。若杉窯より200年にわたって、わたしたちの風土の中で受け継がれ育まれて来た九谷陶磁彫刻の歴史の流れをふまえ、手によって造り出される作品がもつ「暖かくて潤いのあるやきもの」をと念じつつ創っております。

岑明窯 高山製陶所
三代続くロクロ職人の窯元です。手作りの良さをわかっていただけるように努力しております。和食器、洋食器、香炉、香合、ボンボニエール、飾り皿、食籠など、様々なものをご要望に応じて成形しております。

陶庄窯 伴製陶所
昭和初期に創業した窯元で、四代に渡って九谷焼の素地生産を続けています。初代・作次郎、二代目・市助の時代からろくろ成形を得意としており、主に実用的な食器類を製造。四代目・征二が九谷焼成形部門にて伝統工芸士となりました。

隆光窯 佐野製陶所
大正時代後半創業、1927年(昭和2年)から三代続く九谷焼置物の本焼窯元です。初代・佐野与四松は京都と金沢の窯元で陶技を磨いたロクロの名人。現在は三代・信一郎で、原型担当の弟・光雄は都賀田勇馬に学んだ彫刻家です。置物が中心で招き猫やフクロウを主に制作しています。

上出長右衛門窯
上出長右衛門窯は明治12年(1879年)、九谷焼中興の祖である九谷庄三の出生地、石川県能美郡寺井村に創業しました。東洋で始まった磁器の歴史を舞台にしながら、職人による手仕事にこだわり、一点一線丹誠込めて割烹食器を製造しています。深く鮮やかな藍色の染付と九谷古来の五彩(青、黄、紫、紺青、赤)を施し、古典的でありながら瑞々しさを感じられる九谷焼を提案しています。六代目にあたる上出惠悟は、職人と共に多くの企画や作品の発案、開発に携わり、伝統や枠に囚われない柔軟な発想で九谷焼を現代に伝えています。